PR

単位制高校ってどんな学校?息子が入学してわかったこと

スポンサーリンク
子育て

高校って毎日朝から夕方まで、みんながほぼ同じ勉強をする学校だけ・・と思っていませんか?

息子が入学する高校は単位制高校ということで、みんなが一緒の勉強をすることはありません。

それぞれバラバラの科目を勉強していくスタイルです。

 

私は息子が受験するまで単位制高校のことを全く知らなかったので、どんな高校なのかまとめてみようと思います。

 

スポンサーリンク

自分で時間割を作る

息子が通う高校は定時制高校で単位制の学校なので、自分で時間割を選択するようになっています。

この時間割を選択する、自分で作るというのが単位制高校の一番の特徴です

 

息子の学校では、まず高校の説明会の時に(合格発表当日の午後)勉強できる科目についての冊子が配られます。

 

それと一緒に次年度開講される大枠の時間割が配布されます。

 

それを見ながら自分が学びたい科目を決めていき、時間を調整しながら時間割を作っていきます。

 

いきなり自分で時間割を作れと言われても・・・

 

となりますが、そうならないように入学前に個別ガイダンスを2回受け、そのなかで時間割を決定します。

 

先生とは卒業後の進路、興味のあることについて話をしながら決めていくので、自分が納得した時間割を作ることができます。

 

「学年」「クラス」「教室」がない

全日制高校の場合は学年制なので、1年から3年までどの学年でどの科目を勉強しないといけないのか全て学校が決めています。

しかし単位制高校の場合は、学年ごとに勉強する科目というのが決められていません。

 

単位制高校の場合は1年生、2年生という区別もありませんし、クラスもありません。なので自分の教室というのもありません(個別ロッカーもないそうです)

 

学年制の普通の高校場合には1年生、2年生と入学した順番に枠組みがありますが、単位制高校の場合は卒業する年を起点と考えるので入学した年は新入年、20年卒業予定生徒、21年卒業予定生徒という感じで登録されます。

 

ただ学年や自分の教室がないと言っても担任の先生はいます。

HRもあるのでいつも好きな時間に学校に通って勉強してふらっと帰ってくるというのではなく、生徒が集まる時間にはきちんと出席をしないと卒業はできないそうです。

 

このHRも含めて自分でスケジュールを作らなければいけないのですが、時間割は入学する前に先生との面談で作ります。

 

時間割を考える

上の方でも少し出ましたが、時間割を作る際に大事なことは

 

  • 卒業に必要な科目、単位を守る
  • 卒業後の進路に必要な科目を履修する(大学、就職など)
  • 興味がある、もしくは専門的に学びたい科目を履修する

 

です。

これは自分の判断や考えが重要になるので、入学前から卒業後のことを見据えて高校で学ぶ内容を決めておく必要があります。

 

この時に大事なのは

 

自分がやりたいことを自分自身で納得して決めること

 

もし、親が

 

大学に行くのだから高校ではこのような勉強をしなさい

 

と言って親だけで時間割を決めてしまった場合、子どもが大学に行くという気持ちをなくしてしまえば高校で勉強することすら難しくなります。

 

難しいのですがあくまで本人の考え、気持ちで学ぶことを決めることが大事です

 

単位制を導入している学校は少ない

この単位制というのはまだ普及していないのか、もしくはそこまで増やしていくことはないのか定かではありませんが、全体の数としては少ないです。

 

うちから通える範囲でたまたま単位制高校があったということで受験したところもあるのですが、高校全体を見るとだいぶ広い範囲から通っているようです。

 

なので単位制高校のことが気になったら、まずは自分が通える範囲に単位制高校があるのか探してみてくださいね。

 

また単位制高校は定時制高校ということでもありますので、合わせてこちらの記事も読んでおくとよりわかりやすいですよ♫

 

定時制高校って夜間に学ぶ学校じゃない!?息子入学でわかったことをまとめました
定時制高校のイメージって「夜間学校」じゃないですか?実はそうじゃないんです。定時制=夜間学校ではありません。息子が定時制高校に通うことになってわかった真実を説明しています。

 

タイトルとURLをコピーしました