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高校入試の推薦を受ける長所と短所とは?母親目線だからわかったこと

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子育て

中学2年生の後半になってくると、そろそろ受験に対して真剣に考える頃ですよね。

最近では一般入試だけではなく、推薦入試を受ける生徒も増えています。

 

でも、親としては

 

福ちゃん
福ちゃん

推薦入試ってどうなの?一般入試と何が違うの?

 

と思うなど、心配なところもありますよね。

 

そこで2019年に長男が推薦入試を受けた経験などを踏まえて、母親から見た一般入試と推薦入試を比較します。

 

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推薦入試の長所は?

 

推薦入試を受けることの長所について、各項目の順に説明していきますね。

 

試験の内容が違う

推薦入試の場合は、学科試験がない学校が多いです。

主な試験内容としては

 

作文
面接
です。
福ちゃん
福ちゃん

うちの息子もこの2つでした

しかし受ける学科などによっては別に英語のスピーチやスポーツに関しての別途試験(体力測定など)があります。
事前に受験したい高校のパンフレットやホームページ、もしくは中学校で進路指導の先生に確認すると推薦入試の内容がわかります。

受験に関するお金は変わらない

推薦入試を受けるからといって、一般入試と金額が変わるわけではありません。もしも推薦入試がダメだった場合は一般入試を受け直すと思うので、その場合に2回目また同じ高校を受験する場合には受験料を支払う必要はありません。

 

※他の高校を受ける場合には受験料を納める必要があります。

 

むしろ受験料について考える場合、私立高校と公立高校の差があることを知っておくべきです。

 

学校によっては10倍ぐらいの金額になるので、受験料についても事前にパンフレットやホームページなどで確認しておきましょう。

 

そして推薦入試を受ける大きなメリットとして、滑り止めで受けた高校の入学一時金を支払わなくていいということがあります。

 

これも学校によって違いますが、だいたい数万単位です。入学一時金の入金時期というのが推薦入試の結果発表日であることが多く、結果が出た段階で銀行にかけこむ必要があったりします。

 

でもこのお金を払わなくていいのは、親としてはありがたいですね。

 

受験時期が早い

地域によって受験日は違うのですが、だいたいどこの高校も一般入試の3週間前か1ヶ月前ぐらいに推薦入試を行います。

 

3学期に入ってすぐに準備をする必要がありますが、一般入試に比べて受験の結果を早く知ることができるので、本人にも余裕がうまれますし親としても少し余裕を見ながら準備をすることができます。

 

推薦入試で内定をもらえると

 

「もう勉強する必要がない〜」

 

とはしゃいでしまう子もなかにはいますが、どの高校も

 

「あくまで内定であるのでその後問題あるようなことがあったら内定の取り消しもあります」

 

という通達をします。

 

勉強については言われることはあまりないですが、高校に入学して(もしくは入学前に)テストがすぐに行われたりするので全然勉強しなくてもいいという状況にはなりません。

 

推薦入試の短所は?

学科以外の勉強をしなければいけない

先ほど、推薦入試の内容のところでも紹介したのですが、推薦入試の場合は学科試験ではなく作文や面接の試験が行われることが多いです。

 

ということは、学科の勉強以外にも面接や作文の練習をする必要があるということです。

 

長男の中学校では推薦入試を受けることになった生徒に対して、

 

  • 面接で聞かれることが多い内容に対しての回答をシートをまとめる
  • 面接の練習を計4回実施(3年の先生方3人→最終テストは校長先生)
  • 国語科の先生より作文のお題をもらい添削してもらう

 

ということを学校の方でやっていただきました。

本人としても面接は初めての経験だったので、最初は手汗が半端なかったと言っていました(笑)

親としてはいい経験だなとも思っています。

 

試験を受ける回数が増える

推薦入試で合格するのが一番いいですが、もしダメだった場合にはもう一度試験を受けなければいけません。

 

本人も親にも負担になりますが、一般入試を受ける際に推薦入試での経験が生かされると思います。先生方や学校の雰囲気がわかっているだけでも気持ちの面として違います。

 

推薦入試がダメだった場合のダメージがある

これが推薦入試を受けることの一番の短所だと思います。

もちろん合格を目指して本人はがんばるのですが、それがいい結果に繋がるかというと絶対そうなるとは言い切れません。

 

特に人気の高校の場合は倍率が高くなってしまうので、それだけ狭き門になってしまいます。

どのようなことを評価して合否をつけるのかというのはあまり公表されることはないですが、

この子は絶対に受かると言われていた子が落ちたり、本当に受かったの?と言いたくなるような子が合格だったり。

 

絶対なことはない世界です。

 

そのため本人としても試験の手応えがあったとしても、それが結果に結びつかなかった場合にダメージがあります。

 

ここから「絶対次の試験では受かるぞ!!」と気合いを入れ直すことができるような子であれば問題ないのですが、「もう無理かも・・・」と思ってしまうような子だと次の一般試験でも厳しくなってしまいます。

 

メンタルが弱い、もしくはなかなか浮上することができないようなタイプの子は、推薦入試を受けるかどうかは慎重に考えましょう。

 

推薦入試を受けるかどうか親子で話し合うことが大事

推薦入試は誰でも受けることができるというわけではありません。

 

そのことについてはこちらの記事に書いているので、ぜひ読んで見てくださいね。

 

高校入試で推薦を希望したい場合の「基準」について教えます
高校入試は最近一般入試ではなく推薦入試を受ける生徒が増えています。推薦入試を受けることができるためには、どのような生徒でなければいけないのか。どのような活動や実績を持っていれば推薦してもらえるのかについて説明しています。

 

高校受験については学校や塾などからアドバイス、経験則からのダメだしなどもあったりするかもしれませんが最終的に決めるのは受ける本人と親です。

 

学校や塾が言うことは参考程度にとどめて、しっかりと親子で話し合いましょう。

 

本人がどうしても推薦入試にチャレンジしたいということであれば、親としては応援したいですよね?

たとえ結果がよくなかったとしても、その経験は後々絶対に生かされます。

 

一生に一度しか高校受験を受けることはないので、悔いが残らないように話し合ってみてくださいね。

 

福ちゃん
福ちゃん

ぜひ子供の未来を一緒に応援しましょう♫

 

 

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