PR

【経験談】子どもの進路については親が口を出し過ぎない方がいい

スポンサーリンク
子育て

こんにちは。福ちゃんです。

 

長男の受験について、先日このようなツイートをしたらたくさんのいいね!やコメントをいただきました。

 


Twitterにも書いている通り、試験結果を聞いてとてもホッとしました。

高校生にはなれるんだな〜と。

 

私立高校の発表と同時期に、本命である公立高校の入試を受けたのですが、今回その公立高校を選択するまでのことや、親の反省などがありましたので備忘録も兼ねて(うちには下にまだ3人いますので)お話します。

 

スポンサーリンク

受験する高校選びが難航

 

3年の1学期ごろまで今回受けた高校ではなく、別の公立高校を受験する予定でした。

その高校は私の母校でもあるのですが、昔から人気の学校で(レベルはそこまで高くはありません)長男の周りにも受験をする子はたくさんいるようなところです。

 

私も最初はその高校の良さは知っているつもりでしたし、学力や金銭的(交通費)にも大丈夫そうだったので、あまり迷いなくその学校を受験すると思っていました。

 

しかし3年になってからも長男はあまり勉強には積極的でなく、むしろ

「受験生なのにこんなに勉強しなくても大丈夫なの?」

というぐらいやっていませんでした。

 

そこで心配になり長男と進路について改めて話し合ってみると、

 

行きたいと思う高校ではない

 

と言われたんです。

 

 

正直「は〜?なにそれ」というのと「行きたいと思わないということは・・・もしかしたらモチベーションは下がり続けて勉強しなくなってしまうかも」

と両方の気持ちになったんです。

 

そこで2人で考えて「他の高校についても検討してみる」ということになりました。

 

そんななかたまたまお付き合いのあるお母さんから、ある高校についての情報を教えてもらったのです。

その高校には長女さんが通ったそうなのですが、ぎりぎりまで他の学校と悩んだあげく、その学校にしたんだそうです。

結局、その長女さんは学校生活をいきいきと送ることができたそうで、そのお母さんからは「とてもおすすめの学校」とお墨付きをもらいました。

 

そこですぐにその学校について調べてみたのですが、単位制を導入している学校でまだまだま全国的にも珍しいタイプの学校でした。

 

それを長男にも伝えてホームページやパンフレットを読みながら検討し、その学校のカラーやカリキュラムなどが合っていると本人が言うため2学期に進路を変更しました。

 

親の勝手なイメージ

主人はここら辺の流れの時には話はしていたのですが、

「本人が進路を決める」

のが一番だということで口を挟んでくることはありませんでした。

 

しかしこの高校というのが実は昔はいわゆる「ヤンキー学校」と呼ばれるぐらい、各学校の問題児というかヤンキーが集まってくるような学校で有名でした。

 

受験も名前が書ければ合格という本当か嘘かわからないような噂もあり、正直近くこともちょっと・・・というような学校でした。

 

その学校が閉校になったあと今の学校に新しく変わったということなのですが、前の学校の印象が私も主人も強かったので

 

「もしかしたら・・やばい学校?」

 

と心配になりました。

単位制の高校であるのですが夜間コースもあり定時制高校でもあるので、社会人になってから通っているという人も少なくありません。

 

そんななかで長男はやっていけるのだろうか・・・

 

私たちは心配になりました。

 

受験してはじめて気づいた学校のすごさ

 

公立高校以外に2つ私立高校を受けることにはしていたので、

「もしもの時にはそっちの学校へ行ってもらおう」

と私と主人は考えました。

 

それぐらい不安だったんです。知らない学校のことなので。

 

3学期になって本格的に受験シーズンになり、1月の月末に私立高校を受験。

2月の5、6日に本命の公立高校の入試がありました。

 

私立高校は学科試験だったのですが、公立高校の方は作文と面接試験だったので先生方に事前指導をしてもらい受験に挑みました。

 

試験当日は主人と一緒に高校まで送り迎えをしたのですが、その時に他に受験する子達を見ていたのですが唖然としました。

 

男女比としては若干女の子の方が多く、どの子もとても真面目そう(出来が良さそう)なんです。

いわゆるヤンキーはどこにもいません。

社会人の受験生もスーツをピシッと着こなしている人ばかりで、大学を受験するのかな?というぐらいの雰囲気。

 

「え?こんな子達が受験するような学校なの?」

 

と驚きました。

 

試験内容について後ほど長男に聞いてみたのですが、

 

作文の課題は「海外から日本へ来る人が増えている中、あなたはどのようなことで日本をアピールしたいと思いますか?」

面接で聞かれたことの一つが「ユネスコなどでボランティアをしている人は多数。あなたがもしボランティアをすることになったらどのような考えでやりますか?」

 

といったような内容だったそうです。

ここで私たち親は大きな勘違いをしていることに気づいたのです。

 

親の先入観は命取り

私たちの中では自分たちのころ(かなり昔)のイメージがそのまま残っていたのですが、今の時代では全く違う学校になっていたのです。

 

こんな学校になっていたなんて・・・

 

本音ではこの高校よりも他の高校に行ってほしいと思っていた主人は、180度考えが変わって「ぜひ、この学校に行ってほしい」と言っています。

 

私もこの学校に通ったら、どんな風に長男が成長するのか楽しみになりました。

 

それと同時に私たちは大いに反省をしました。

 

親の先入観で子どもの進路を決めてはいけない

 

のです。

 

数十年前のままということは、どの学校においてもほぼあり得ません。

 

最近のことを知らないのであれば勝手に決めつけない

 

実際、長男から聞いた情報では、私たちのころのレベルと変わっており、昔はレベルの高かった高校が落ちているのだそうです。

 

こういうこともあまり把握しないまま、自分たちの時の経験を元に子どもの進路を勝手に決めるのははっきり言って怖いです。

 

長男は「自分が行きたいと思えるような学校」ではないとはっきり言ってくれたので検討をし直す機会がありましたが、もし親や塾の先生が「あなたの学力だったらこの学校にいくべき」と言っていたらそのまま考えぬまま高校を選択していたのだと思います。

 

親は子どもにできるだけいい将来をと思ってあれこれ考えたりアドバイスをするのですが、それが今の時代の情報とかけ離れていたら意味がありません。

 

その怖さを今回、長男の受験で実感しました。

 

子どもさんがいる方は今後必ずこのような時期に直面するとは思いますが、ぜひその時には自分の考えを子どもに押し付けるのではなく、ぜひ最新の情報を自分で入手したり、子どもの考えをしっかりと聞くようにしてくださいね。

 

タイトルとURLをコピーしました